ソニーグループのゲーム&ネットワークサービス分野の2024年度 第1四半期決算(2024年4~6月)まとめ。
PS Plus/ハード/ソフト
年月 | PS Plus会員数 | PS5販売台数 | ソフト | PS4※2013年~ |
---|---|---|---|---|
2020年4-6月 | 4,500万人 | – | 9,140万本 SIE: 18.7% |
– |
2020年7-9月 | 4,590万人 | – | 8,180万本 SIE: 12.8% |
– |
2020年10-12月 | 4,740万人 | 450万台 | 10,420万本 SIE: 19.0% |
450万台 |
2021年1-3月 | 4,760万人 | 330万台 (780万台) |
6,140万本 SIE: 7.9% |
300万台 (750万台) |
2021年4-6月 | 4,630万人 | 230万台 (1,010万台) |
6,360万本 SIE: 10.5% |
270万台 (1,020万台) |
2021年7-9月 | 4,720万人 | 330万台 (1,340万台) |
7,640万本 SIE: 7.6% |
330万台 (1,350万台) |
2021年10-12月 | 4,800万人 | 390万台 (1,730万台) |
9,270万本 SIE: 11.3% |
640万台 (1,990万台) |
2022年1-3月 | 4,740万人 | 200万台 (1,930万台) |
7,050万本 SIE: 14.5% |
240万台 (2,230万台) |
2022年度 | PS Plus会員数 | PS5販売台数 | ソフト | PS4※2015年度 |
2022年4-6月 | 4,730万人 | 240万台 (2,170万台) |
4,710万本 SIE: 6.4% DL率: 79% |
300万台 (2,530万台) |
2022年7-9月 | 4,540万人 | 330万台 (2,500万台) |
6,250万本 SIE: 6.7% DL率: 63% |
400万台 (2,930万台) |
2022年10-12月 | 4,640万人 | 710万台 (3,210万台) |
8,650万本 SIE: 20.8% DL率: 62% |
840万台 (3,770万台) |
2023年1-3月 | 4,740万人 | 630万台 (3,840万台) |
6,800万本 SIE: 9.5% DL率: 70% |
230万台 (4,000万台) |
2023年度 | アクティブユーザー | PS5販売台数 | ソフト | PS4※2016年度 |
2023年4-6月 | 1億800万人 | 330万台 (4,170万台) |
5,650万本 SIE: 6.6% DL率: 72% |
350万台 (4,350万台) |
2023年7-9月 | 1億700万人 | 490万台 (4,660万台) |
6,760万本 SIE: 4.7% DL率: 67% |
390万台 (4,740万台) |
2023年10-12月 | 1億2300万人 | 820万台 (5,480万台) |
8,970万本 SIE: 16.2% DL率: 66% |
970万台 (5,710万台) |
2024年1-3月 | 1億1800万人 | 450万台 (5,930万台) |
72.6万本 SIE: 12.3% DL率: 77% |
290万台 (6,000万台) |
2024年度 | アクティブユーザー | PS5販売台数 | ソフト | PS4※2017年度 |
2024年4-6月 | 1億1600万人 | 240万台 (6,170万台) |
5,360万本 SIE: 6.0% DL率: 80% |
330万台 (6,330台) |
伸び悩みの原因は価格
PS5とプレイステーションユーザーの成長が伸び悩んでいます。
それも当然です。
販売台数5,000万台ほどまでは強い需要があり、価格が高くてもコアなユーザーが購入します。
5,000万台を超えてくると、ライトユーザーを取り込めないと伸び悩みます。
PS4の時は、2016年9月にPS4 Slimが32,378円(税込)/$299という今となっては信じられないような低価格でリリースされました。
PS5は現時点で59,980円(税込)/$449.99と66,980円(税込)/$499です。
さすがに価格差が大きすぎます。
日本においてはライトユーザーが買うには高すぎる印象です。
とは言え、価格を下げるのは現実的に難しいようですから、しばらくは厳しい状況が続くはずです。
この価格のまま続けるとしたら、最終的にはPS4の時よりも販売台数は大幅に下がる可能性が高くなります。
となれば、従来の1ハード7年周期から、8~10年周期に延ばす必要があるでしょう。販売ペースが伸び悩む分、周期を長くしてゆっくり普及させたほうが良いです。
従来の周期のまま2027年11月にPS6をリリースしてもPS5よりも高価格になるでしょうし、値下げしにくい問題も同じでしょう。より苦しい状況になります。
ちなみにSwitchは現時点で7年5ヶ月です。おそらく8年以上の周期になるでしょう。
PS5 Pro
コアユーザー向けですが、2024年9~11月にPS5 Proがリリースされると予想されています。
既にPS5を所有しているコアユーザーが買い直しますから、ある程度の販売台数のブーストは期待できるのではないでしょうか。
営業利益/売上高(G&NS)
PS5世代 | 営業利益/売上高 | PS4世代 | 営業利益/売上高 |
---|---|---|---|
2020年10-12月 | 802億円/8,832億円 | 2013年10-12月 | 180億円/4,418億円 |
2021年1-3月 | 330億円/6,603億円 | 2014年1-3月 | △105億円/2,639億円 |
2021年4-6月 | 833億円/6,158億円 | 2014年4-6月 | 43億円/2,575億円 |
2021年7-9月 | 827億円/6,454億円 | 2014年7-9月 | 218億円/3,095億円 |
2021年10-12月 | 929億円/8,133億円 | 2014年10-12月 | 276億円/5,315億円 |
2022年1-3月 | 873億円/6,653億円 | 2015年1-3月 | △56億円/2,895億円 |
2022年4-6月 | 528億円/6,041億円 | 2015年4-6月 | 195億円/2,886億円 |
2022年7-9月 | 421億円/7,207億円 | 2015年7-9月 | 239億円/3,607億円 |
2022年10-12月 | 1,162億円/12,465億円 | 2015年10-12月 | 402億円/5,871億円 |
2023年1-3月 | 389億円/10,732億円 | 2016年1-3月 | 51億円/3,155億円 |
2023年4-6月 | 492億円/7,719億円 | 2016年4-6月 | 440億円/3,304億円 |
2023年7-9月 | 489億円/9,541億円 | 2016年7-9月 | 190億円/3,199億円 |
2023年10-12月 | 861億円/14,444億円 | 2016年10-12月 | 500億円/6,177億円 |
2024年1-3月 | 1,060億円/10,973億円 | 2017年1-3月 | 225億円/3,818億円 |
2024年4-6月 | 652億円/8,649億円 | 2017年4-6月 | 177億円/3,481億円 |
売上高と営業利益は引き続き好調です。
前年同時期やPS4の同時期と比較しても伸びています。
任天堂の第1四半期が売上高2,466億円、営業利益545億円でしたから、SIEのG&NS部門だけで見ても勝っております。
PS3/PS4/PS5ハード販売台数比較
PS3 | PS4 | PS5 |
---|---|---|
2006年度 361万台 |
2013年度 750万台 |
2020年度 780万台 |
2007年度 924万台(1,285万台) |
2014年度 1,480万台(2,230万台) |
2021年度 1,150万台(1,930万台) |
2008年度 1,006万台(2,291万台) |
2015年度 1,770万台(4,000万台) |
2022年度 1,910万台(3,840万台) |
2009年度 1,300万台(3,591台) |
2016年度 2,000万台(6,000万台) |
2023年度 2,080万台(5,930万台) |
2010年度 1,430万台 |
2017年度 1,900万台 |
2024年度 240万台 ※第1四半期時点 |
2011年度 1,390万台 |
2018年度 1,780万台 |
2025年度 – |
2012年度 不明 |
2019年度 1,360万台 |
2026年度 – |
コメント